知っておきたい癌検診の色々

誰でもがんになる時代いろんながん検診を知っておこう!

5つの検診であなたの命を守る

いろんな部位の異常がないかを検査するがん検診。
がん検診にも「対策型検診」と「任意型検診」と呼ばれる二つの検診があって、どちらか一方は受けたことがあると思います。
お住まいの自治体や職場によるがん検診が「対策型検診」と言われているもので、とある集団を対象にした予防と公的な予算で行われ個人負担が軽くなっているのが特長です。
毎年定期的に呼びかけがあり同じ検査が受けられます。
人間ドックや病院で予防のために受ける検診を「任意型検診」と呼び、個人で受けるものです。
申請すると健康保険組合などから検査費用が戻ってくる場合がありますが、集団検診より費用がかかります。
オプションでいろんな組み合わせができる分、費用が割高になっています。
自分で受診先を選択できる自由さはありますが内容については個人で判断する部分が大きく、相談先も自身で探すことになります。
その点では自治体など集団で行う検診のほうが事前の説明で納得して受けられるようになっています。
集団と個人のどちらにも一長一短がありますが「予防する」という共通した目的があります。
がん検診はいろんな部位にできますが、主に診るのは胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの5つの部位になっています。
どれも早期発見と治療で死亡率が下げられるがんです。
検診は一日がかりになることが多く検査のための待ち時間が長いことや、大きな病院へ出向くのが大変なのでなかなか行く気になれないのです。
このようにいくら検査や治療の精度が良くなっても、受診率が低いために思うように死亡率が下がっていないのが現状のようです。
受診するのが大変、検診をもっと身近なものにと考え出された方法をみていきましょう。